就労継続支援B 型事業所「一如」

みんなおんなじ、ちがいなし
仕事を通して地域に慣れて 自立を目指す

Meaning & Aim

海の前に一如 がある意味

3・11以来【 海は怖いとこだ 】 と思う方も多いのかもしれません。でも私たちは10年この場所で暮らしていて気づいたことがあります。
海の前のこの場所には人の心を癒してくれたり落ち着かせる空気がある。気持ちの安定が元気、やる気につながります。
そんな場所だから、凸凹隊もお客様にも安心して来ていただけるよう防災の対策は日々心掛け、避難訓練は 2か月に 1度お客様を巻き込んで実施しています。

自立を目指す

自立っていったい何だろう?
親元から離れて1 人暮らしをすること?お金をたくさん手に入れる事?人から支えてもらうことなく一人で生きる事?
私たち一如の考える自立は、地域の人たちと【 慣れていき 】お互いを思いやれる環境を作り、凸凹隊が仕事を通して安心できるお金を手に入れることがスタートだと考えています。
地域の人たちに慣れていくためには【 身だしなみを整え挨拶から♪ 】
地域の人に挨拶するには外に出ていくこと→お仕事で外に出ていく→地域の人たちが凸凹隊の存在を知る→仕事を通してお互いに感謝の気持ちが生まれる☆
たくさんのお金は必要なくて自立を考える事の出来る金額が年金と合わせて 10万円からと考えます。
一如では工賃4万円を目指す仕事をご用意しています。
親が年金で暮らすころ、親子で安心して暮らせることに向かうことを今できる自立だと私たちは考えます。

Start & Support

33,000円スタート

目標工賃 4万円!!
時給300円 × 5時間 × 22 日= 33,000円 がスタート
一如では安心したお金を手に入れるため下請けや内職などの仕事は致しません。1個〇円のお仕事は数をこなさない限り工賃は上がりません。
なので一如では自分たちで作った商品を、自分たちの場所で考えた商品をお客様に販売していきます。モノだけではなくコトも販売し、利益率を上げ、時給で工賃をお支払いし、その先はがんばり手当、自主通勤手当など本人の自立に向かう 【 頑張り 】 を工賃 手当という形でお支払
いさせていただきます。
*がんばり手当チェック表を参照に。。。

サポートは しますが 送迎は致し ません

自分で行ける、帰れる。当たり前のことだけどそれが難しいのが凸凹隊。
送迎が当たり前になると自分で移動することをあきらめてしまうことにつながると考えています。はじめっから『 やってくださいっ! 』 とは言いません。
でも何年かけてでも交通機関を使ったり、自転車の練習をしたりすることをやってみる!が 『 やれる! 』 につながります。親が免許を返した後、親亡き後、自分の力で行きたい場所に行く、帰るを今から練習していくために、【送迎は致しません 】 それが親なき後の安心と本人の自信にもつながるのだと信じてます。
【一如の1か月スケジュール例】
・避難経路を歩く
・バスに乗ってみる
・タクシーを呼んでみる
・デマンド乗り合いバスを利用してみる
・自転車の練習をする

You can do it if you try

やればできる、やらなきゃできない、はじまらない

事業所を作ろうと思った理由は
1 つじゃないけど、 1 番はこれかな。
風太の学校で聞いた学校を卒業してからの現実。
当たり前にサポートしてもらっていた学生生活が終わってからの現実。
凸凹隊 が社会にでてから
生きていく 、働く、暮らす という現実。
B型就労施設の工賃が平均 16,000円くらい 。。。
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 つづく

あたしこのまんまじゃ死ねないー

親として 『 何ができるかな? 』 って考えた時にあたしが持ってる場所で仕事を作り自立へのお手伝いをしたいと思いました 。
服を売って、カフェやって、イベントやってたあたしが福祉の事できるのかしら?と考えた事がないわけじゃぁありません。

急に不安になったり

『 大丈夫かしん? 』 と思わなかったわけでもありません。
でも一如には支援するスタッフが 集まってきました。今までやってきた事をつないで、点と点を線にしながらゆっくり長く続けていける 仕事と環境 をここにやってくる凸凹隊のみんなと一緒に 【 仕事 】 としてやっていきたいと思ってます!!

まだまだ始まったばかり

ゆっくり着々と。。。
凸凹隊もその親も。。。
安心して暮らせるまちを。
一如を通して
ここに関わるみんなで何年もかけて作っていきたいと思っています。
施設長 尾﨑千里